「ろう学校」の再編成、校名変更について

８月２５日の富山県教育委員会にて下記のことが決まりました。
　　・平成２２年度から富山ろう、高岡ろう高等部に知的障害を受け入れること
　　・名称変更は、「富山県立富山聴覚総合支援校」「富山県立高岡聴覚総合支援校」とすること
この後、９月の県議会にて、上記を含む県立学校再編成についての条例を議案上程することになっています。採択は県議会最終日とのことです。
　「ろう学校」の名称がなくなることは残念です。
名称変更をしても「ろう」「ろう者」という名称は差別語ではなく、聞こえないが手話言語を持って前向きに社会参加する者が「ろう者」であり、ろう者としての誇りと言語的なアイデンティティへの理解を持ってもらうこと。学校教育現場において手話が自由に使える環境を築くこと。幼児児童生徒と教職員が手話を習得すること。管理指導計画や学校概要の資料に記載して取り組むこと、などを求め、
引き続き、魅力のある「聴覚総合支援学校」となるよう協同していくことを要望、アピールしたいと思います。